2022年 02月 02日
コロナ禍に身体を動かそう!! |
明日は立春というのに寒さは緩みませんね。
北風も吹いてるようなので、寒さは和らがないようですね。
アーユルヴェーダでは、ヴァータな一日といいます。
*ヴァータ:動き・速さ・軽さ・乾燥・不規則・冷えの質
水分補給・寒さ対策・お肌の保湿を万全に!!
そして、お口の清掃!!何遍も言ってますが 笑
お口の清掃が悪い人は、風邪やインフルエンザの罹患率が高いのです!!
どうぞ、お口の清掃も頑張ってくださいね!!
特に、コロナ禍で、家でいることが多いと、運動不足になり、
どなたも身体がカパに傾きます。
*カパ:重さ・遅さ・安定・密・粘性油性・根強い冷えの質
運動不足になると、身体は粘液が増えます。
唾液も粘性が強くなるので、お口の汚れは口腔内に残りやすいのです。
家にいても、うがい、歯磨きしてくださいね♡
コロナ対策の一つでもあります!!
蔓延防止措置も大阪にも発令されました。
ニュースでも朝から晩までこの話題がひっきりなしです。
ヴァータ(:動き・速さ・軽さ・乾燥・不規則・冷えの質)な方は
ずっとテレビを付けているのではなく、
時間を決めて、番組を決めて、見るようにしないと、
ニュース・ラジオ・スマホはヴァータなものと、アーユルヴェーダでは捉えます。
ヴァータを増やさないのが、乾燥した(心も)今日このごろの注意点ですね?
時間のあるときは、まず、生活癖や、食事や、睡眠などを見つめ直してみてくださいね。
*アーユルヴェーダでは、
3つのドーシャ(体質)が体内のあらゆるメカニズムに関わっていると考え、
人体内で起こる生化学的な反応もこの3つのドーシャで説明します。
*食として口に入った食べ物が噛み砕かれて唾液などで粘り気を与えるのは、結合の生命エネルギーのカパの働き。
*食物を消化液によって吸収されやすい形に変化させるのは、熱または燃焼の生命エネルギーのピッタの働き。
*口に入った食物を肛門まで運んだり、栄養物が消化吸収されて代謝をスムーズに行うのは、運動の生命のヴァータの働きエネルギー
このことからそれぞれのドーシャが役割分担をしながらも、互いに力を合わせて生命活動を支えている事がわかります。
もし、この内の1つが役割を怠ったり、逆に飛び抜けて強くなったりすると力関係が崩れます。それが体調の不調や病気となって現れると伝えています。
この生命エネルギー(ドーシャ)は、私達が日々口にしている植物の中にも存在します。
そのため、ドーシャのみだれによってバランスを崩したとき食べ物の中にのドーシャの働きを利用することで健康状態を整えることができます。
またこのドーシャのバランスは常に一定の状態で定まったものではなく、一日の時間帯や季節などによって変わります。
なので、季節による食べ方が大事になってきます。
ドーシャのアンバランスが体の不調を招く。
ドーシャのバランスに影響するもの=天候(気候)・時間・年齢・生活環境・毎日の食生活など。
中でも、食事の量・質・味などがドーシャの増減を左右する。
EX.)熱い食事はピッタを、ネバネバした山芋のような粘り気のある食品は
カパを増やす。
辛くて熱いものばかり食べているとピッタだけが増大してしまい、
全体のドーシャバランスが崩れてしまう。
ドーシャのアンバランスはどのような悪影響を引き起こすのか?
それは、「アーマ」=未消化物・身体の中にできた毒素
アーマは身体の組織を弱めて様々な病気の元となるもの。
アーマは3つのドーシャが正常に働かないときに生じる。
ドーシャのアンバランスによって消化力が弱まるので未消化物であるアーマが増え、更に全身の循環がうまく行かないためにアーマが排出されず、体内に蓄積されてしまうという仕組み。
そのような悪循環を防ぐためには、消化力を高めてアーマを防ぐ必要がある。
6つの味とドーシャの関係
味食物 ヴァータ・ピッタ・カパ
甘味:穀物・砂糖・ミルク ↓ ↓↑
塩味:塩・漬物・醤油 ↓ ↑↑
酸味:柑橘類・酢 ↓ ↑↑
辛味:唐辛子・胡椒・生の玉ねぎ ↑ ↑↓
渋味:豆類・緑黄色野菜・ ↑ ↓↓
苦味:野菜全般 ↑ ↓↓
アーマを溶かすアーユルヴェーダの食材
生姜:身体をあたためて消化力アップ。
はちみつ:優れた抗菌力を発揮し、自然治癒力を高めてくれる。
ギー:アーユルヴェーダ最高のオイル。
ヴァータとピッタのバランスを整える。
ミルク:ピッタを減らす。冷性。
イエロームング豆:豆類の中でも特に消化に負担が少ない。
ドーシャのバランスを整える。
食事環境を整えて、アーマの少ない身体をつくる=アーマを消化して溜めない食生活をする。
アーマを溜めない食事法
1)食事の時間はなるべく規則的にする。
毎日同じ時間に食事を摂るとヴァータのリズムが整う。
2)食事前、中、後に冷たい飲み物を飲まない。
胃の中を直接冷やしてしまうつめたいのみものはNG。
3)食事は空腹を感じたときにとる。
胃の中が空っぽでない状態で食べたものは未消化物となる。
4)落ち着いた気持ちで座って食べる。
バタバタと食事をするとドーシャが乱れ、消化力がダウンする。
5)食べる順序は甘味→苦味→渋味
別腹にあまいものはNG。消化力が強いうちに甘いものを食べて。
6)食後の昼寝はしない。
寝るとカパが増大。すると消化が鈍りアーマが生じる原因に。
7)夜8時以降はものを食べない。
どうしても空腹感が強い場合はコップ1ぱいのホットミルクを!
8)食後は軽く散歩する。
数分休息した後ゆっくり歩消化力アップくとピッタが上昇して消化力UP
9) よく噛み、一口ずつゆっくりと。
一口20〜30回、ゆっくりと噛むことは消化を促す第1歩。
*蓄積したアーマがしっかりと定着すると、
オージャス(体力と免疫力)プラーナ(生命エネルギー)テージャス(細胞の代謝エネルギー)に徐々に影響を与え、やがて病気を引き起こす。
ご自分の免疫力を上げ、コロナに負けない自分!!を作って過ごしましょう!!
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by mon-dc
| 2022-02-02 10:22