門口歯科ブログ

2023.4春はだる重い

アーユルヴェーダでは、季節も地球🌏の五大元素で、質を表します。

春は、2〜4月

カパ(水と土の質：重さ・遅さ・安定・密・粘性油性・根強い冷えなどの質)

夏は5〜9月

、 ピッタ(火の質：動き・速さ・軽さ・熱さ・鋭さ・変動性などの質)

秋冬は、10〜2月

ヴァータ(風の質：動き・速さ・軽さ・粗さ・不規則・冷え)の質

なので、カパ体質のタイプの方は、春にカパの質が増えるので、春に不調が出やすくなります。

今日の患者様Aさん、今年初めて花粉症でたんや！と。

ずいぶん恰幅が良くなられ、ダイエットしなあかんねんけどなっておっしゃってましたね。

花粉症で鼻が詰まり口を開け続けるのは苦痛！と言って、日程変更になりました。

甘いもの、酸っぱいもの、塩味のものを極力少なくして、カプサイシンな食材と、温かい食事にブラックペッパーふりかけて食べるのもいいですよと、お伝えしました。

とくに、カパ体質の不調の座は、鼻、呼吸器、喉に出やすく、花粉症はカパの質が増大した時に起こります。

軽い運動を欠かさず、体を冷やさず、スパイシーな香辛料を上手に使って、体の活性を励行するといいですよ。

Aさん、また来週お待ちしています。

酵素の働き

鼻うがいや口腔清掃をするとどうして免疫力が上がるのでしょうか？

「大○酵素」で(免疫力が上がり)末期癌から治ったという話があり、興味を持って随分前に聴きに行った時の事です。

人間にはホメオスタシス(恒常性)があり、外部環境が変わっても内部環境を一定に保ち続けようとする能力が有ります。

例えば、怪我をしても治りますし、骨折しても骨がくっ付きます。

病気をしても治ろうとします。

病気の勢いが人の免疫力より大きいと治らないという事だそうです。

ならば、病気にならないようにするには、この免疫力をあげれば良いのです。

人は食事をしないと生きていけません。

食べ物には化学物質が含まれていたり、発がん物質が含まれていたりします。

食べ物を消化吸収するのに既にエネルギーを使っているわけです。

大○酵素は何十種類の食物を酵素の力で分解し、即吸収できる状態になった栄養ドリンク剤とも言えるという事でした。

なので食事の代わりに大○酵素を飲むことにより、免疫力(エネルギー)を使うことなく栄養摂取でき、

結果余った免疫力は体の異常な部分を治そうと働くそうです。

病気で入院している時に、脂っこい食事は出ないですよね。

消化吸収の良い食べ物で味も薄いですよね。

入院中は病気を治すのに免疫力が必要なので、食事に回す余分な免疫力がないと考えられます。

この考え方を今回の鼻うがいと口腔清掃に当てはめてみます。

呼吸をするのに今住んでる場所の空気は綺麗でしょうか？

排ガス、工場の煙、今の時期なら花粉も飛んでます。

中国からの黄砂やPM2.5 など　呼吸器は一日中汚れと戦っています。

そこで鼻うがいをする事で綺麗になった所には、免疫力を使わなくて済むのです。→免疫力アップ！

口腔清掃が出来ていないと、歯肉に炎症が起こります。

歯肉の毛細血管内は細菌との戦場になっています。

歯肉は充血し、どんどん免疫細胞が送り込まれています。

なので口腔清掃をきちんとすると、歯肉にあてがわれる免疫力が他の部分に使えるようになるのです。→免疫力アップ！

皆さんも鼻うがいと口腔清掃ちゃんとする気になりましたか？

免疫力その２

もう一つの免疫力アップは鼻うがいです。

鼻うがいの4つのメカニズム

①アレルギー原因物質や病原体(ウィルスなど)を洗い流す

②鼻腔と奥の上咽頭粘膜の繊毛上皮の働きを向上させる

③ウィルスの増殖を抑制する

④粘膜のむくみを軽減する

普通のガラガラうがいでは上咽頭の洗浄は出来ません

０,9%の濃度の食塩水を作ります。（生理食塩水と同じ濃度）

温度は体温と同じくらいにすると刺激が少なくなります。

専用の薬剤も有ります。

アーユルヴェーダでは、舌洗いと鼻洗いは、健康を保つ毎日の日課とお伝えしてきました。

私も毎日鼻洗いをしていますが、しない日があるとスッキリしないくらいです。

鼻うがいによって、ウィルス性感冒の期間が2割ほど短縮されたとか、家庭内感染が減少したとか、

コロナの重症化率が下がったなどの報告が上がってます。

当医院で、鼻洗いモニターを募集しています。鼻洗い容器と食塩水をお渡しできます。

お気軽にお申し出ください。

免疫力アップ

今日は、患者様にお伝えしているテーマその１

免疫力アップは二刀流で。

最近はコロナとインフルエンザの両方に掛かる方も多いそうです。

口呼吸じゃなくて、鼻呼吸が良いという話。

口呼吸は、直に気管〜肺に空気が入ってしまいます。

まだまだ冷たい空気の中にウイルスはいっぱいです。

冷やされた肺の中で、ウイルスは元気です。

ウイルスや細菌は低体温で生き延びます。

肺はみなさん空洞だと思っていらっしゃる方が多いのですが、

無数のひだと湿気で覆われています。

口呼吸だと、肺が乾燥してしまい、ウイルスが入ってきやすい状態となってしまいます。

鼻呼吸は、口を瞑った状態で、温められた空気（鼻腔〜気管を通って）が肺に入るので、

肺は冷えません！

風邪をひいた時に、熱を出すのは、自然治癒力によって、熱でウイルスや細菌をやっつけているので、

ある程度の熱は、しっかり汗が出るくらい安静にして、退治しないといけません。

表題にもあるように、免疫力をあげてウィルスに負けないようにしましょう。

まずは、口腔内を清潔にすること。

プラークの沢山残っている状態は、ウィルスの感染を助長するといわれています。

プラークの付着部位は

①歯と歯の間

②歯と歯肉との境目

になります。

①に対してはフロスがお勧めです。

②に対しては、歯ブラシの毛先を使って念入りにブラッシングして下さい。

また、定期的な歯科検診を受ける事によって、自分で取りきれない汚れをキレイにしてもらいましょう。

高齢者の例ですが、口腔ケアをする事によって、肺炎の発症が3〜4割抑えられたとか、インフルエンザの発症が1/10になったと報告が上がってます。

冬至

冬至の柚子湯がぴったりくる寒さです。

今日は☔️もふりそうで、風も🌪もきついです。

カパ(水と土の質：重さ・遅さ・安定・密・粘性油性・根強い冷えなどの質)が増えますから、根強い冷えに対策を‼️

空も暗いです、せめてお部屋の中や、着る物に、明るい色(エネルギーの高い色)を持ってきましょうね！

いとこ煮もできましたあ〜あとは晩に銀杏をあげますょ(んが二個つく野菜で運かつぎ　笑)

そして、鶏肉のレモン🍋鍋であったまろ❣️

ウィキペディアで調べてみました。

原価つぎ中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んだ言葉なのです。

冬至を境に運も上昇するとされているので、かぼちゃを食べて栄養を付け、身体を温めるゆず湯に入り無病息災を願いながら寒い冬を乗りきる知恵とされています。

昔は現代と違って野菜を1年中食べることは難しい時代でした。

そのため、ビタミンなどの多くの栄養を含むかぼちゃを、野菜の不足する冬の時期に食べることで、厳しい冬を元気に乗り切ろうという江戸時代の人たちの「冬至の日」への想いが込められています。

もちろん現在は、真冬でもハウス栽培や海外からの輸入などにより、豊富に野菜を食べることができ、

かぼちゃも旬の状態で食べることができますが、こうして江戸時代から現代まで風習として残っているわけなのです。

冬の七草（冬至の七草）

なんきん（かぼちゃ）

れんこん

にんじん

ぎんなん

きんかん

かんてん

うんどん（うどん）

すべてひらがなで表記したのには理由があります。この冬の七草は、「ん」が2つある食べ物なので運をたくさん取り込む「運盛りの野菜」といわれ、冬至を境に運を盛り返す意味でかぼちゃを食べられるようになった由来の一つです。

厄除けの小豆

中国最古の医学書『本草』に小豆は「鬼毒を殺し、痛みを止める」と記載されているほど、昔から効果効能が知られていました。冬至に厄払いのため小豆粥を炊いたという風習も中国では昔からあったようです。そのため、冬至のかぼちゃに何かプラスするなら、小豆は最適の食材なんですね。冬至の日は、かぼちゃのいとこ煮を食べてあたたまりたいですね。

いとこ煮とは、固いものから順々に煮ていく調理方法を「追々煮ていく」から「甥甥煮ていく」へと言葉合わせから派生した言葉です。

柚子の由来

冬至の読み方は「とうじ」。

お湯に入り、病気を治す湯治（とうじ）。

冬至＝湯治という語呂合わせからきています。また、柚子（ゆず）＝「融通（ゆうずう）」がききますようにという願いも込められています。かぼちゃと違い、冬が旬の柚子は香りも強いため、邪気を避け、運を呼び込む前の厄払いの目的でも使用するようです。このように運を呼び込む前に、厄除けを行うというのは1セットなのですね。

柚子には血行を促進して冷え性を和らげたり、身体を温めて風邪を予防する働きがあるそう。果皮にはビタミンCやクエン酸が含まれていて美肌効果もあるとか。冬至以外でも寒い日にはゆず湯に入りたくなりますね。

柚子の浮かべ方

丸ごと湯船に浮かべる。

柚子を手でもみ、軽く潰しながら湯船に浮かべる。

柚子を切って、ネットに入れてから浮かべる。